初任給で HHKB Professional hybrid Type-S を購入しました。
これまでは NiZ の Plum キーボードを使っていたのですが、最近勝手にキーが入力されたり突然入力できなくなったりと故障がひどく、新しいキーボードを購入するに至りました。
なぜ HHKB かというと、静電容量無接点方式の定番であり、Bluetooth でも USB Type-C でも接続可能な hybrid なキーボードが先日発売したからです（先日といってもずいぶん前ですが・・・）。
Bluetooth 接続と USB Type-C 接続の両方が可能なのですが、USB Type-C ケーブルはついていないので、別途購入するか、手持ちのものを使う必要があります。私はケーブルを持っていないので、電池を入れて Bluetooth 接続をしています。
使用感としては、最&高です。
Bluetooth 接続でも遅延はありませんし、コードがない分ストレスが減りますね。ただ、電池管理がどうなのかは気になるところではあります。電池の取り替えとかがめんどくさくなったら、ケーブルを購入するつもりです。
NiZ キーボードと比較して音が小さく、ストロークが深い一方で滑らかにキー間を移動ができるので、打ち心地も非常に良いです。ただ一つ気になる点としては、よく方向キーを使っていたので、それがなくなり慣れるのに苦労しそうなところです。早く慣れていきたいです。
元々、HHKB の旧型と hybrid のどちらを購入するか迷っていたのですが、友人から「日頃使うものにはお金を使う方が幸せになる。それが職人ってもんだぜ」みたいなことを言われ、それが購入を後押しするきっかけになりました。
新社会人になって慌ただしく過ごしていく中で、自分は仕事を通してどんな人間になりたいかという問いにはまだ明確な答えを持てていません。それ以前に、仕事とプライベートをどのように管理するか、どこまで仕事に尽くすかなど悩んでしまっている部分があります。
しかしながら、確かに職人という言葉を聞いて、自分の中で歯車が噛み合ったような感覚になりました。
世間一般に言われている「社畜」だの「会社人間」だの「常識人間」だのではなく、「職人」。高い誇りを持って自分が好きな仕事に真摯に向き合う、そんなマインドを持ち続けていきたいなと感じました。
これから毎日一緒にモノを作るキーボード、私の誇りの一つとして大切に使っていきます。
